はじめに
B宝館(びーほうかん)は、テレビなどでおなじみの経済アナリスト・森永卓郎さんが館長を務めるユニークな私設博物館です。埼玉県所沢市に2014年にオープンし、貧乏でおバカだけど、美しいコレクションを公開していることで話題になっています。
開館日は月に1日だけという珍しさから、「幻の博物館」と呼ばれることも。森永卓郎さんが経済の専門家でありながら、実は子どもの頃から集めた膨大なグッズを所有しているというギャップに驚く方も多いでしょう。
あなたは、月に1日しか開かない博物館に惹かれませんか? ここB宝館は、ちょっと変わったレアな場所を探している人にぴったりのスポット。この記事では、入場料や開館日、アクセスなどの基本情報に加え、B宝館ならではの魅力や口コミ評判を詳しく紹介します。
B宝館の基本情報
場所・アクセス
B宝館は埼玉県所沢市けやき台にあり、西武新宿線の新所沢駅から徒歩9~10分ほど。住宅街の中にひっそりと佇むため、初めての人は道に迷うかもしれません。
館の公式サイトでは写真付きの案内があるので、事前チェックがおすすめです。車で行く場合は専用駐車場(4台分)がありますが、有料(1台あたり2,000円)で台数も限られるため、公共交通機関の利用や周辺のコインパーキングを検討してみるとよいでしょう。
開館日・営業時間
B宝館は、なんと月に1日しか開きません。毎月第1土曜日の12:00~18:00(最終入館17:30ごろ)が基本ですが、臨時休館となる場合もあります。開館日が限られている分、希少価値が高いのがB宝館の特徴。混雑を避けたい人は、オープン直後を外すなど時間を工夫すると、ゆっくり楽しめるかもしれません。
入場料(入館料)
- 大人:800円
- シニア(60歳以上)・学生:600円
- 子ども(小学生以下):400円
- 3歳以下:無料
初めての来館者には、次回以降に25%オフとなる割引カードを配布。リピートしやすい仕組みがあるのはうれしいポイントです。
B宝館の魅力
膨大なコレクションと独自のコンセプト
まず注目したいのは、森永館長が長年にわたって収集してきた膨大なコレクション。捨てられがちな雑貨や、いわゆる“B級品”と呼ばれるアイテムにこそ美しさを見出す森永さんの視点がコンセプトになっています。
館内には10万点以上ともいわれるグッズが並び、その数は現在12万点を超えたとの噂も。こんなにも大量のアイテムが、ぎゅっと詰まった空間は他ではなかなか見られません。
多彩な展示にワクワク
ミニカーや戦隊ヒーローのおもちゃ、映画の特典グッズ、ドラえもん関連アイテム、レトロなお菓子のパッケージなど、ジャンルは実に多彩。昭和や平成の玩具を見れば「懐かしい!」と盛り上がり、子どもには新鮮な発見があるという絶妙な世代間ギャップが楽しめます。
「これ、昔遊んでた!」「こういうの持ってた!」と世代を超えて盛り上がるのがB宝館の魅力。一見B級のようでいて、どれも森永さんの思いが詰まった“美しい”コレクションです。
レアアイテムの存在
侮れないのがレアアイテムの多さ。ヴィンテージ玩具や限定モデルカー、戦前のお菓子のオマケなど、歴史的資料としての価値も高いものが含まれています。個人運営の施設でこれだけ貴重な品を一度に見られるのは、コレクターにとってまさに宝の山。
“宝探し”のような展示空間
館内へ足を踏み入れれば、まるで大きなオモチャ箱をひっくり返したような世界が広がります。
まるで宝探しの冒険に出た気分になれるようなドキドキ感があり、あちこちの棚やショーケースを覗くたびに新しい発見が。大手博物館のように整然とした解説はありませんが、そのぶんアットホームで自由度の高い見学スタイルが魅力です。
森永館長やスタッフのあたたかさ
展示品はもちろん、森永館長やスタッフとの交流も見逃せません。体調次第では館長が開館日に顔を出すこともあるそうで、幸運が重なれば直接お話しできるかもしれません。
スタッフも親切なので、子ども連れでも安心。入館時に子どもへおまけのミニカーをプレゼントしてくれることもあるという口コミがあり、「我が子が大喜びだった」と評判です。
口コミ・評判
実際に訪れた人からは「何時間いても飽きない!」「昭和と平成の思い出がぎゅっと詰まっていて大人も子どもも楽しめる」「開館日が月1回だからこそ特別感がある」といった声が多数。
混雑を懸念する人もいますが、「それだけ人気のある場所だし、賑やかで楽しかった」という意見もあり、待ち時間すら“お祭り感”を味わえるのが良い、と肯定的に受け止めている方も多いようです。
まとめ:B宝館をもっと楽しむコツ
- 公式情報をチェック:月1回開館のため、日程変更や臨時休館も。まずはSNSや公式サイトを確認して最新情報を入手しましょう。
- 混雑を避ける工夫:開館直後は人が集中しやすいので、時間をずらすとゆっくり見学できる可能性が上がります。
- じっくり宝探し気分を味わおう:膨大な展示品がぎゅうぎゅうに詰まっているので、ショーケースを順に見るだけでも冒険気分。思わぬレアアイテムに出会えるかもしれません。
- 家族や友人と行くとさらに楽しい:懐かしさを共有できる仲間と行くと、盛り上がりも倍増。親子なら世代間ギャップも含めて会話が弾むはずです。
- 割引カードを活用:初めての入館時にもらえる25%オフカードは要チェック。何度来ても新しい発見があるので、リピーターになるのもアリ。
“捨てられがちなB級品の中にも美しさがある”と語る森永卓郎さんのコレクションを、あなたの目でじっくり確かめてみてはいかがでしょうか。月に1日だけの開館というスペシャル感も相まって、きっと忘れられない体験になるはずです。
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